※前回からの修正点
・本や映画の感想は「今週思ったこと」に書かず、それぞれの項目にまとめて書く。
・今週観た映画の欄に簡単なあらすじを追加
今週思ったこと
・VTuberになんとなく苦手意識があるのは、キャラデザとかは洗練されているのに対して、声だけがあまりにも生物(ナマモノ)すぎるから。という意見を見て、俺もこれだなと思った。声から読み取れる情報で中の人の姿がなんとなく想像出来ちゃったり、雑念が湧いてしまうのが嫌なのかも。
・なんか最近ずっと寒いし、天気悪いからテンション下がるな…
・業務スーパーの串付きフランクを買ってみたら結構美味しかった。が、調理後の油の量がヤバすぎて怖くなったのでリピートはしばらくやめとこうかな…。
・アイドルマスターの新作が発表された。
俺はアイドルマスターシリーズの挑戦的な楽曲と、10代の女の子がかなりシビアな芸能界の荒波に揉まれながらも、自分なりに折り合いをつけて頑張っていくみたいな大筋の話が好きなので、今回もそんな感じで頑張って欲しい。
それにしても、新キャラにメガネキャラがいないのってかなり時代を感じる。仕方がないけどなんかリスク管理!!!って感じだ。まぁ色々と失敗できないんだろうな…。
新作発表配信の中で、キャラクターの成長度合いによって実際にライブの表現力が進化するというシステムについて言及があった。最近のアイマスシリーズは、「実在性」みたいなところの表現にかなりこだわっているように見受けられるので、その流れなのだろうか。
こういう表現をするにあたって、最初がヘタクソで段々上手になっていくみたいな感じではなく、アイドルマスターDSであった隠しギミックみたいな方向の演出にしてほしい気持ちがある。女装をしてファンにウソをつきながらアイドルを続けてきた涼が、自分の持ち歌を女声じゃなくて男声で歌うやつ。あの差し替え機能は当時かなり感動した覚えがある。ああいう文脈込みの熱いギミックをもう一度見せて欲しい。
……てか、ユニゾンスクエアガーデンの田淵さんが楽曲提供予定なの熱すぎじゃないですか???
・プリティーリズムに語尾が「〜チア」のマスコットキャラがいたけど、あれって土佐弁の「〜ちや」と掛けてたのかな?
・とあるアニメーターの人が、絵描きは基本絵が下手な人のことを見下していて、AIを使っているようなやつは俺よりも絵が下手に決まってるから見下している。みたいな旨のことをツイートしていてすごく悲しかった。(もうツイ消しされてる)
何かを強めに批判するために、主語を大きくしてしまったり関係ない人を巻き込んで攻撃しちゃうのって、感情的になりすぎた時のミスとしてはまぁ分からなくはないんだけど、こんなこと一回でも言っちゃったらもう後戻りができなくないか?
この発言を見た人は、この先絵を投稿するたびに何かを思わないといけなくなるかもしれない。人によるとは思うけど、呪いの言葉になりかねない気がする。
やっぱり、仮に思っていても言葉にしちゃいけないことってあるし、どんな時でもSNSで発言する前には一回読み直した方が良い。
・街を歩いていたら、クリーニング屋さんが入口のガラスをめちゃめちゃ丁寧に磨いていて、あぁ、確かにガラスが綺麗な所の方がクリーニング頼みたくなるよな…と思った。ベタな気づきだけど、こういう気遣いって大事だ。
・鳥山先生と声優のTARAKOさんが亡くなった。ほぼ同時に発表されたのでかなりショックが大きかった。本当に悲しい。
今週気づいたこと・知ったこと・メモ
・インターネットは知識が多いが知恵は少ない。
・サメはひっくり返すと気絶する。シャチはその特性を理解してサメを狩っている。
今週気になったガチャガチャ
・俺、今日からかえる
かわいい。
造形師「ボンゲ式」カプセルトイシリーズ『俺、今日からかえる』の第2弾!懸命に生きるかわいい新たなカエルたちが登場です! | 電撃ホビーウェブ (dengeki.com)
今週読んだ本・マンガ
・心がポカポカするニュース ((社)日本新聞協会)
・ピンポン (松本大洋) ※読み直した
今週観た映画と感想 (ネタバレ有り)
・ヘイトフル・エイト
あらすじ:雪山の小屋で曲者8人が集結
感想:めちゃめちゃ面白かった!映画を観ていてこんな前のめりになったの久々かも。
特に最終章の銃弾がきれて絶望するシーンが凄かった。最悪すぎて思わず声が出てしまった。保安官もどきは信用して銃を渡してやったのに悪党と交渉とかしだすし。最終章のタイトルも「 黒い男、白い地獄」だったから、もしかしてバッドエンドなんじゃないか!?と思い、かなりハラハラした。
物語の根幹には南北戦争の北軍と南軍、奴隷解放と奴隷存続、白人と黒人の人権問題がずっと絡んでいて、そのせいでずっとお互いにいがみ合っていたわけだけど、最後は黒人と白人が手を取り合って悪党を処刑するというオチはかなり綺麗なアンサーだなと思った。
・イングロリアス・バスターズ
あらすじ:ナチス狩りをしてる組織の話
感想:俺が調べ物しながら観てたせいかもしれないけど、なんかあんまり頭に入ってこなかった。感想としては、マルチリンガルってカッコいいんだね…。と、クリストフ・ヴァルツの演技スゴ!ぐらいかも。
・桜桃の味
あらすじ:自殺後の処理人探し
感想:まぁまぁ面白かった。老人の論説は当たり前の話なのになんだか説得力があった。世界の美しさとか日々の幸せ?にもう二度と触れられないってすごい惜しいことだよな。もう知っちゃってるからには簡単には死ねないよ。
ラストシーンであのオフショットをわざわざ入れこんだのにはなにか意図があるんだろうけど、俺にはよく分からなかった。誰か教えてくれ。
・ピンポン
あらすじ:才能がものを言う卓球を通して語られる高校生たちの成長物語
感想:実写でうまくいった映画としてちょくちょく挙げられるので観てみた。尺の都合上でしょうがないところ以外は概ね原作のマンガに沿って作られてた気がする。もともとのキャラクターやセリフがかなりマンガチックなので、実写にされると少し気にならなくもないが、その辺は演技力でカバーされていたと思う。確かに良かった。
この作品は「才能」と「努力」の扱いが無慈悲なほど現実的で、登場人物全員がそこに振りまわされて悩んでるところが魅力的だなと個人的に思っている。だから、アクマの「どこ見て歩きゃ褒めてくれんだよ!」のシーンはやっぱり何回観てもグッとくる。
この機会にマンガ版を読み直してみた。やっぱり名作だ…。映画版にはなかった掘り下げが沢山あるので、マンガ版を読んだことない人は是非読んでみて欲しいな。
……めちゃめちゃどうでもいいんだけど、最初のタイトルロゴがちっちゃ過ぎて笑ってしまった。もっとドンッ!と出しても良かったのでは?
・mid90s ミッドナインティーズ
あらすじ:L.A.のスケボー不良少年達の成長
感想:面白かった!不良少年のコミュニケーションでは、わざわざ相手に礼を言ったり感情を表に出したりするのはイケていないとされており、どこか常にカッコつけてなきゃいけないみたいな風潮がある。そういう強がった態度の裏ではそれぞれが密かに苦しみや葛藤を抱えている…。みたいな話だったのかな。
「将来」の話も出てきてなんとなく別れを予感させる雰囲気の中で、今まで皆で一緒に過ごした記録映像を流して終わるラストは上手く言葉に出来ないけど、かなりイケていた。
今週の一枚
板橋区立美術館でシュルレアリスムの展示をやっていて面白そうだったので、なんの知識もないが観に行った。解説とかおいてあるから大丈夫だろ!と思ったけど、やっぱりわけわからん!!!
1930年~40年代の人があんなバグったコンピューターグラフィックみたいな絵を書いていたのがとても不思議だった。この世にないものを表現しているのに、なんであんな質感や色味が出せるんだろう。普段から色んなものを死ぬほど観察していないと絶対にできない所業だよなぁ…。
夢や無意識の世界を描いているものだからなのか、観てもよく分からないなぁ~!と感じつつも、なんかこういう感覚ってあるよな…みたいなことが伝わってくる感じもあって、こういう感覚的な部分に関しては時代とか知識とかは別に関係ないのかも…と思った。
以上